partedコマンドの使い方は何ですか?
partedとは、Linuxでディスクのパーティションを操作するためのコマンドラインツールです。ユーザーはパーティションの作成、削除、調整、パーティションテーブルの表示などの操作を行うことができます。
partedコマンドの基本的な使い方は以下の通りです。
- partedツールを開く:コマンドラインにpartedを入力し、その後にディスクデバイスのパス(たとえば/dev/sda)を入力します。
- parted画面でprintコマンドを入力すると、ディスクのパーティションテーブル情報を確認できます。
- パーティションの作成:mkpartコマンドを使用して新しいパーティションを作成することができます。コマンドの構文は、mkpart [ファイルシステムの種類] [開始位置] [終了位置] です。例えば、mkpart primary ext4 0% 50% は、ディスクの開始位置から50%の位置にext4プライマリパーティションを作成することを示します。
- 指定されたパーティションを削除するには、rmコマンドを使用します。コマンドの構文はrm [パーティション番号]です。例えば、rm 1は最初のパーティションを削除します。
- パーティションのサイズを調整する:resizepartコマンドを使用して、パーティションのサイズを調整できます。コマンドの構文はresizepart [パーティション番号] [新しいサイズ] であり、例えばresizepart 2 20GBは、第2パーティションのサイズを20GBに調整します。
- 指定したパーティションをフォーマットするには、mkfsコマンドを使用します。コマンドの構文はmkfs [ファイルシステムタイプ] [パーティションパス]であり、例えばmkfs ext4 /dev/sda1は/dev/sda1パーティションをext4でフォーマットします。
- partedツールを終了するには、parted画面でquitコマンドを入力します。
partedコマンドを使用してパーティション操作を行う際は、root権限が必要です。このコマンドを使用する際は注意して、重要なデータを操作する前にバックアップを取ってください。