Javaのimport文の使い方は?
Javaで、importキーワードを使用して他のパッケージのクラスやクラスメンバーをインポートすることができます。import文は通常、Javaソースコードファイルの先頭部分で使用されます。
import文の使用法には以下のような種類があります:
- パッケージ全体をインポートする。
- パッケージ名をインポートします。
- 例:import java.util.*; を用いる
- このステートメントは、java.utilパッケージ内のすべてのクラスやインターフェースをインポートしています。
- 特定のクラスやインターフェースをインポートする:
- import 包名.クラス名;
- import java.util.ArrayListをインポートします。
- この文は、Java.utilパッケージ内のArrayListクラスをインポートしています。
- 静的メンバーをインポートします。
- import static package名.className.memberName;
- 例:import static java.lang.Math.PI; を使用する
- この文は、java.lang.MathクラスのPI定数を導入しています。
- 同じ名前のクラスをインポートする場合、2つのパッケージに同じ名前のクラスがある場合は、importステートメントを使用してクラス名とパッケージ名を特定して衝突を解決することができます。
- import 包名1のクラス1をインポート;
import 包名2のクラス2をインポート; - 例:com.example.package1.MyClassをインポートし、com.example.package2.MyClassをインポートします。
- この文は、com.example.package1パッケージとcom.example.package2パッケージのMyClassクラスをそれぞれインポートしています。
他のパッケージ内のクラスやインターフェースを使用する場合は、使用する前にインポートするか、完全修飾名を使用する必要があります。
また、Javaのimport文はコーディングを便利にするためだけであり、コードの実行に直接的な影響を与えるものではありません。余分なコストを増やすこともありません。