C++のisnumber関数の役割は何ですか。
C++言語において、isnumber()関数は与えられた文字が数字かどうかをチェックするために使用されます。この関数は、C標準ライブラリの一部であり、ヘッダーファイルに含まれています。
isnumber()関数のプロトタイプは以下のようになります:
int isnumber(int c);
この関数は整数パラメータcを受け取り、その値は符号なし文字またはEOF(ファイルの終わりを示す)でなければなりません。パラメータcが数字文字(0-9)であれば非ゼロを返し、そうでなければゼロを返します。通常、この関数はisdigit()関数と組み合わせて使用され、入力が数字文字であるかどうかを検証するために使われます。
isnumber()関数は、文字が数字かどうかをチェックするために使用できます。例えば:
#include <iostream>
#include <ctype.h>
int main() {
char ch = '5';
if (isnumber(ch)) {
std::cout << "Character is a number.\n";
}
else {
std::cout << "Character is not a number.\n";
}
return 0;
}
出力:
Character is a number.
上記の例では、変数chが数字文字かどうかをisnumber()関数でチェックしています。chの値が文字’5’であるため、isnumber()関数はゼロ以外の値を返し、chが数字文字であることを示しています。