マイバティスのタイプハンドラをカスタマイズする方法は何ですか?
MyBatisのTypeHandlerは、データベースの型とJavaの型を変換するツールであり、特定の変換ロジックを実装するためにカスタムメソッドを作成できます。
TypeHandlerをカスタマイズするには、org.apache.ibatis.type.TypeHandlerインターフェースを実装し、そのメソッドを上書きする必要があります。以下はTypeHandlerインターフェースでよく使用されるいくつかのメソッドです:
- prepareStatement(PreparedStatement ps, int i, T parameter, JdbcType jdbcType):SQL文を実行する際に、PreparedStatementオブジェクトにJavaのパラメーターを設定します。
- getResult(ResultSet rs, String columnName):指定した列名の値をResultSetオブジェクトから取得し、それをJavaの型に変換して結果を返す。
- ResultSetオブジェクトから特定の列インデックスの値を取得し、それをJavaの型に変換して結果を返す。
- getResult(CallableStatement cs, int columnIndex):指定された列インデックスの値をCallableStatementオブジェクトから取得し、それをJavaの型に変換して結果を返します。
- javaType()メソッド:TypeHandlerが処理するJavaの型を返します。
- jdbcType()メソッドは、TypeHandlerが処理するデータベースの型を返します。
- setNonNullParameter(PreparedStatement ps, int i, T parameter, JdbcType jdbcType):setParameterメソッド内では、parameterがnullでない場合にのみ、このメソッドが呼び出され、PreparedStatementオブジェクトに非null値を設定します。
これらのメソッドを書き換えることで、カスタムの型変換ロジックを実装し、実際の要件に応じて適切な処理を行うことができます。