ASP.NETでカスタムエラーとエラーページを設定する方法

ASP.NETでは、カスタムエラー要素を使ってエラーページをセットアップできます。カスタムエラー要素はWeb.configファイル内のノードで、アプリケーションにおけるエラー処理の挙動を定義します。

以下に挙げるのは、一般的なカスタムエラー要素の設定例です。

  1. カスタムエラーページを表示します:
<customErrors mode="On" defaultRedirect="~/Error">
<error statusCode="404" redirect="~/NotFound"/>
</customErrors>

これらの例では、mode属性を「On」としており、カスタムエラーページの有効化を示しています。defaultRedirect属性はデフォルトのエラーページを指定しており、エラーが発生した際に~/Errorページにリダイレクトします。また、ステータスコードが404のエラーページを設定しており、ページが見つからない場合に~/NotFoundページにリダイレクトします。

  1. 詳細エラー情報を表示します。
<customErrors mode="Off" />

上の例では、mode属性に「Off」が設定されておりこれは、カスタムエラーページを無効にすることを意味し、エラーが発生した時には詳細なエラー情報が表示されるようになります。

  1. デフォルトのエラーページを表示します:
<customErrors mode="RemoteOnly" defaultRedirect="~/Error">
<error statusCode="404" redirect="~/NotFound"/>
</customErrors>

上記例では mode 属性が “RemoteOnly” に設定されており、これはカスタム エラー ページがリモート サーバーでのみ表示されることを意味します。アプリケーションがローカルの開発環境で実行されている場合は、デフォルトのエラー ページが表示されます。

これらの例はよく使われているcustomErrors要素の設定例です。必要に応じて適宜カスタマイズできます。

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