MATLAB フーリエ変換関数の使い方は?

MATLABでフーリエ変換するにはfft関数が使用できます。fft関数の基本的な使用法は次のとおりです。

Y = fft(X) % 入力信号Xのフーリエ変換を行い周波数領域の結果Yを得る

入力信号であるXはベクトルまたは行列で、フーリエ変換の結果であるYもベクトルまたは行列になります。

逆フーリエ変換はifft関数を使って周波数領域の結果を時領域信号に戻します。ifft関数の基本的な使い方は次のとおりです。

X = ifft(Y) % 入力された周波数領域の信号Yを逆フーリエ変換して、時間領域の信号Xを取得

FFT関数は既定で入力信号を全局的にフーリエ変換します。信号の一部だけを変換するには、FFT関数のオプションパラメータを指定します。

Y = fft(X, N) % 入力の信号X の最初の N 点に対するフーリエ変換

Nはフーリエ変換を行う点数です。デフォルトでは、入力信号の長さになります。

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