Ldapsearchコマンドの使い方
LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)サーバー内の情報を検索して取得するために用いられるコマンドがldapsearchコマンドです。以下がldapsearchコマンドの基本的な使用方法です。
- ターミナルまたはコマンドプロンプトを開きます。
- 以下のコマンド形式で入力します。
ldapsearch [选项] [过滤器] [属性]
オプションは接続パラメータ、出力フォーマットの指定などに用いられ、フィルターはLDAPフィルタ表現で検索条件を指定するもので、属性は返されるLDAP属性リストです。
一般的な選択肢を以下に挙げます。
- -x:シンプルな認証を使用して接続する。
- D: 指定されたバインドユーザーの識別名 (DN)。
- -W:結び付けられたユーザーのパスワードを入力するように促す。
- -H:指定LDAPサーバーのホスト名とポート番号。
- -b: 検索されるベースDNを指定します。
- -s:検索範囲を指定(base、one、sub)。
- LLL:結果をLDIF(LDAPデータ交換フォーマット)で出力します。
- -E pr=100/noprompt: 検索結果の項目数を制限する。
以下にいくつかのコマンド例を示します。
- dc=example,dc=com のベースDN以下で、objectClass が person のエントリを検索し、cn、sn、mail 属性を取得する:
- ldapsearch -x -D “cn=admin,dc=example,dc=com” -W -b “dc=example,dc=com” “(objectClass=person)” cn sn mail
絞り込み条件や表示する結果の要望に応じて、フィルターや属性を都度変更することができます。
- コマンドをフルにコマンドラインに入力したら、Enterキーを押して検索します。
- 検索条件に合致する結果をLDAPサーバが返し、オプションとフォーマットによって出力が決まる。
LDAPサーバによってLdapsearchコマンドの詳しい使い方が異なる場合があるので、必要に応じて適宜調整してください。