新しいSSDを正しく4Kアライメントする方法
SSDの4Kアライメントは、SSDのパフォーマンスを最適化するテクニックで、4K(4096バイト)の倍数でデータを格納およびアクセスさせることで、SSD本来の性能を発揮させます。
- Windows OSでは、Windows 7以降のバージョンで標準で4Kアライメントがサポートされています。それ以前のWindows OSをご利用の場合、OSのアップデートや関連パッチの適用により4Kアライメントがサポートされるようになります。
- SSDを購入後にパーティションを作成する必要がある場合は、パーティションを作成するときに4Kアライメントを行うようにしてください。Windowsでは、ディスク管理ツールまたはサードパーティ製のパーティションソフトウェアを使用してパーティションを作成し、4Kアライメントオプションを選択できます。
- 既存のパーティションを変換: すでにパーティションは存在するが4Kアライメントされていない場合、いくつかのツールを使うことでパーティションを変換してアライメントを合わせることができます。例としては、Windowsにはdiskpartというコマンドラインツール、またはディスクの管理ツール(Disk Management)があり、パーティションを変換できます。
- SSD専用のツールを使う:OSが提供するツール以外にも、SSDの調整に特化した専用ツールを使う手もあります。例えば、インテルは「インテル SSDツールボックス」というソフトウェアを提供しており、SSDの調整に加えてSSDの最適化機能を提供しています。
4Kアライメントを実施する際は、予め重要なデータをバックアップし、予期せぬデータの消失を防いでおくこと。また、実施に当たっては、関連するツールやソフトウェアの説明書や警告文を熟読し、指示に従うこと。4Kアライメントの手順が不明な場合は、メーカーや専門家に相談することをお勧めします。