Linuxで新しいハードディスクを追加して、パーティションを作成してマウントする方法
Linuxシステムで新しいハードディスクを追加し、パーティションを作成してマウントするには、次の手順に従ってください。
- 新しいハードディスクを挿入する:新しいハードディスクをコンピューターのハードディスクスロットに挿入するか、USBインターフェースを介してコンピューターに接続する。
- 以下のコマンドのいずれかを使用して、システムが新しいハードドライブを適切に認識しているかどうかを確認する:
- sudo fdisk -l: 接続されているすべてのハードディスクとパーティション情報を一覧します。
- lsblk:HDDとパーティション情報をツリー構造で表示する。
- パーティションの作成:fdisk または parted コマンドを使用して、ハードディスクパーティションを作成します。例: sudo fdisk /dev/sdX(X は新しいハードディスクの英字識別子)で fdisk パーティションツールを開始し、表示されるプロンプトに従ってパーティションを作成します。
- 新しく作成したパーティションにフォーマットをかけるには『mkfs』コマンドを使います。例として、sudo mkfs.ext4 /dev/sdX1(Xは新しいディスクの英字識別子、1は最初のパーティション)を実行し、パーティションをext4ファイルシステムでフォーマットします。
- マウントポイントの作成: 新しいハードディスク用のマウントポイントとして、ディレクトリを選択します。たとえば、マウントポイントディレクトリ /mnt/newdisk を作成するには、sudo mkdir /mnt/newdisk コマンドを使用できます。
- マウントする: mountコマンドを使用して新しいパーティションを指定のマウントポイントにマウントします。たとえば、sudo mount /dev/sdX1 /mnt/newdisk(ここで、Xは新しいハードディスクのアルファベット識別子、1は最初のパーティション)を使用すると、新しいパーティションを/mnt/newdiskフォルダーにマウントできます。
- 再起動後も自動的にそのパーティションをマウントする場合は、パーティション情報を/etc/fstabファイルに追加する必要があります。sudo nano /etc/fstabコマンドを使用してファイルを編集し、/dev/sdX1 /mnt/newdisk ext4 defaults 0 2のようなエントリを追加します。
以上の作業が完了すると、新しいハードディスクのパーティションが追加され、指定の掛載ポイントにマウントされます。掛載ポイントディレクトリにアクセスすることで、新しいハードディスク上のファイルにアクセスできます。