MySQLでインデックスを作成する原則
索引作成の原則は次のとおりです。
- インデックスに最適な列の選択: インデックスを使用する列は、頻繁に検索や結合に使用する列であり、使用頻度の少ない列ではありません。
- インデックスの選択性:各行データを一意的、あるいはほぼ一意的に識別可能な値を持つカラムを選択してインデックスを作成します。
- インデックスのサイズ:インデックス作成はストレージ領域を消費するため、インデックスのサイズとクエリパフォーマンスの関係を考慮する必要があります。小さなインデックスはクエリパフォーマンスを向上させますが、大きなインデックスはストレージおよびメンテナンスコストを増加させる可能性があります。
- 適切なインデックス形式を選択する:MySQLは、Bツリーインデックス、ハッシュインデックス、フルテキストインデックスなどの多様なインデックス形式を提供しています。実際の必要性に応じて、適切なインデックス形式を選択してください。
- 索引の過剰化を避ける:過剰な量の索引の作成はメンテナンスコストを増やし、更新処理のパフォーマンス低下につながる可能性があります。必要な索引のみを作成するようにし、冗長な索引は避けましょう。
- インデックスの順番を考慮する: 複数列インデックスの場合、その順番もクエリのパフォーマンスに影響します。クエリ条件やソート順序によって、適切なインデックス列の順序を選択してください。
- パフォーマンスを維持するために定期的にインデックスを再構築または最適化します。