Linux/ubuntuシステムにおけるパーミッション変更コマンド「chmod」の使い方

chmodコマンドはファイルやディレクトリのパーミッションを変更するために使用します。パーミッションはファイル所有者、ファイル所属グループ、その他のユーザーの3つに分けられます。

基本的なコマンド形式は以下の通りです

chmod [选项] 模式 文件或目录

モードには、以下のような形式があります。

  1. 3つの数字で権限を表し、各数字はファイル所有者・グループ・それ以外のユーザーの権限を表します。各数字は3つの桁から構成されており、それぞれ読み取り権限・書き込み権限・実行権限を表しています。読み取り権限は4、書き込み権限は2、実行権限は1で表されます。権限がない場合は0で表されます。例えば、権限がrw-r–r–の場合は744と表せます。
  2. 記号形式: 記号でパーミッションを表し, u(所有者), g(所有グループ), o(その他), a(全て)がある。プラス(+)はパーミッションの追加, マイナス(-)はパーミッションの削除, イコール(=)はパーミッションの設定を表す。例えば, ファイルの所有者のパーミッションを読み書き可能に設定するには, chmod u+rw ファイル名 を使う。

一般的な選択肢には以下が含まれます。

  1. -c:変更された権限を表示する;
  2. -r: ディレクトリ内のファイルやサブディレクトリのパーミッションを再帰的に変更します。
  3. -v: 詳細を表示します。

以下に例を示します。

  1. ファイルの所有者権限を読み書きに設定する。
chmod u+rw 文件名
  1. ファイルの所属グループの権限を読み取り専用に設定する。
chmod g=r 文件名
  1. ファイルの他のユーザー権限を実行可能にする。
chmod o+x 文件名
  1. ファイルのオーナー権限と所属するグループ権限を両方とも実行可能権限に設定する
chmod ug+x 文件名
  1. ディレクトリとその配下のすべてのサブディレクトリおよびファイルのパーミッションをread onlyに設定します。
chmod -R a-w 目录名

ファイルやディレクトリのパーミッションを変更する際は、セキュリティ上の問題を起こさないよう注意してください。

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