クラウドサーバーを構築する際の注意点
仮想プライベートサーバを自分で構築する際は次の事項に注意してください。
- ハードウェア要件:CPU、メモリ、ストレージ、ネットワーク帯域など、クラウドサーバーに適したハードウェア機器を選択します。ハードウェアが業務要件を満たし、安定性と信頼性を確保します。
- オペレーティングシステムの選択:業務内容に応じてWindows、Linux、その他適切なオペレーティングシステムのバージョンを選択してください。
- セキュリティ:強力なパスワードの設定、ファイアーウォールの使用、セキュリティパッチの適用、データの定期的なバックアップなど、クラウドサーバーのセキュリティを確保する。
- ネットワーク設定:IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ、DNSサーバなどを設定するネットワークの設定です。
- ネットワークセキュリティ:リモートアクセスを制限するネットワークセキュリティポリシーの設定や、ネットワークアクセス制御リスト(ACL)とセキュリティグループなどの設定を行い、クラウドサーバーのネットワーク上安全の確保
- 定期バックアップ、災害復旧:重要なデータの定期バックアップを実施し、データの喪失や破損に備えて、迅速な復旧を確保します。
- リソース管理:リソース管理を実施し、モニタリングツールを使用したリソース使用状況のリアルタイム監視、リソース構成の最適化、キャパシティプランニングなどを実施して、リソース活用率とパフォーマンスを向上させます。
- ネットワークアクセス制御: ネットワークアクセス制御リスト(ACL)、セキュリティグループ、ファイアウォールなどの設定を含んだアクセス制御ポリシーを設け、クラウドサーバーへのアクセスを制限し、悪意のある攻撃からサーバーを保護します。
- 業務要件に合わせてアプリケーションをデプロイおよび管理します。これには、アプリケーションのインストールと構成、アプリケーションの実行ステータスの監視、アプリケーションのアップグレードとメンテナンスなどが含まれます。
- コストコントロール:クラウドサーバ利用の適正な計画と管理を行い、リソース構成の最適化、オートスケーリング機能の利用、費用定期見直しと最適化などにより、クラウドサーバ運用コストを削減する。