クラウドサーバーにSVNをインストールする手順は何ですか?
SVN(Subversion)をインストールする手順:
- クラウドサーバーにログインする:
SSHツール(例:PuTTY)を利用し、IPアドレスとSSH鍵を用いてクラウドサーバーにログインする。
- オペレーティングシステムをアップデートする。
次のコマンドを実行すると、OSのパッケージリストを更新できます。
sudo apt update
- SVNサーバのインストール:
以下のコマンドを実行してSubversionサーバーをインストールします。
sudo apt install subversion
- リポジトリを作成します
SVNリポジトリを格納するディレクトリを作成します:
sudo mkdir /svn
- リポジトリの初期化:
以下のコマンドを使ってSVNリポジトリを初期化します。
sudo svnadmin create /svn/myrepo
- アクセス権を設定する:
SVNリポジトリのアクセス権設定を編集する:
sudo nano /svn/myrepo/conf/svnserve.conf
以下の行をファイルの末尾に追加して匿名アクセスを有効にする:
anon-access = read
auth-access = write
password-db = passwd
- ユーザーの認証を設定:
ユーザー認証設定を編集する:
sudo nano /svn/myrepo/conf/passwd
ユーザ名とパスワードをusername = passwordの形式で追加する。
- SVNサービスを立ち上げる:
以下のコマンドを実行してSVNサービスを起動します
sudo svnserve -d -r /svn
- SVNサービスを起動時に自動的に起動するように設定する(任意):
起動設定ファイルの編集:
sudo nano /etc/rc.local
exit 0行の前に以下の行を追加してSVNサービスを起動します:
sudo svnserve -d -r /svn
- インストールを完了しました
SVNサーバーのインストールと設定が完了しました。SVクライアントを使用してサーバーに接続することでバージョン管理操作が可能です。
なお、上記手順はUbuntuOSの仮想サーバーにSVNをインストールする例によるもので、実際の環境やOSによって手順が異なります。