SQLにおけるDELETEとDELETE FROMの違い

SQLでは、DELETEとDELETE FROMはどちらもテーブルデータの削除に使用されますが、使用法が異なります。

  1. DELETE ステートメント

DELETE文は、テーブルから特定の行または特定の条件を満たす行を削除するために使用される。構文は以下のとおり。

DELETE FROM table_name
WHERE condition;

なお、table_name にはデータを削除するテーブル名を、condition には削除する行を指定する条件を指定します。WHERE 条件を指定しない場合はテーブル中の全行が削除されます。

  1. DELETE FROM ステートメント:

DELETE FROM 文は、テーブルから特定の行または特定の条件を満たす行を削除するためにも使用します。構文は次のとおりです。

DELETE FROM table_name
WHERE condition;

DELETE文はDELETE FROM文に比べて、FROMキーワードを省略できるため、より簡潔な構文となっています。それ以外は用法や効果は同じです。

つまり、DELETEとDELETE FROMの主な違いは文法的な形式の差で、DELETE FROMの方が簡潔です。ただし、実際には使い分けできません。効果は同じです。

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