Android ListViewアダプターのnotifyDataSetInvalidated()とnotifyDataSetChanged()

ListViewアダプターにはデータを更新するための2つのメソッド、notifyDataSetInvalidated()とnotifyDataSetChanged()が用意されています。

  1. notifyDataSetInvalidated メソッドは、アダプターにデータセットが無効になり、データを再読み込みする必要があることを通知するために使用されます。このメソッドが呼び出されると、ListViewはすべての子項目を再描画し、アダプターの getView メソッドを呼び出してデータを再取得します。通常、このメソッドは、データセットの構造が変更された場合(データセットが空になったり、再読み込みされたりした場合など)に使用されます。このメソッドを使用すると、ListViewの状態がリセットされて初期状態に戻ります。
  2. アダプタにデータセットが変更されたことを通知して、表示するデータを更新する必要があることを通知するメソッド。このメソッドが呼び出されると、ListView は表示される子アイテムを再描画し、アダプタの getView() メソッドを呼び出してデータを再取得します。このメソッドは通常、データセットに内容の変化が生じた場合、たとえば特定のデータ項目が変更された場合などに使用されます。このメソッドは ListView の状態をリセットせず、データのみを更新します。

上記のことから、notifyDataSetInvalidated()メソッドはListViewの描画とデータの再読み込みに、notifyDataSetChanged()メソッドはListViewの表示データの更新に使用します。場面に応じた使い分けが必要で、それぞれの用途に応じて適切なメソッドを選択してデータの更新を行います。

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