ReservedCodeCacheSizeとInitialCodeCacheSizeとは

ReservedCodeCacheSizeとは、JITコンパイルによって生成された機械語を格納するJVM内のコードキャッシュの総サイズであり、初期値は32MBで、-XX:ReservedCodeCacheSizeパラメータで調整できます。

InitialCodeCacheSizeとはJVM上でコードキャッシュの初期サイズを指し、すなわちJVM起動時にコードキャッシュに割り当てられるメモリサイズのこと。初期値は32KBで、-XX:InitialCodeCacheSizeオプションで調整できる。

JITによるコンパイル後のホットメソッドのマシンコードを格納して、プログラムの実行効率を向上させるためのものです。コードキャッシュが、コンパイルされた全メソッドを格納するには十分な大きさでない場合、JITコンパイラは十分な領域が確保されるまで新規メソッドのコンパイルを停止します。そのため、ReservedCodeCacheSizeとInitialCodeCacheSizeパラメータを適切に調整することで、JVMのパフォーマンスを向上できます。

bannerAds