MANIFEST.MFって何ですか?

MANIFEST.MFファイルは、Java JARファイルの中にあるメタデータファイルで、パッケージ化されたJARファイル内のさまざまな属性や情報を記述するものです。Javaプラットフォームにおける仕様であり、Javaアプリケーションのコンポーネント、ライブラリ、モジュールを定義、管理するために利用されます。MANIFEST.MFファイルには、次のような情報が含まれています。

  1. Main-Class: Javaプログラムのメインクラス、つまりJARファイルのエントリクラスを指定します。
  2. クラスパス:JAR ファイルの依存ライブラリやその他のリソースのパス
  3. 作成されたバイ: JARファイルの作成に使用されたツールとバージョンを表示します。
  4. 構築者:指定ビルドの JAR ファイルを作成した個人またはチーム。
  5. Implementation-Version: JAR ファイルのバージョンを指定します。
  6. 実装ベンダ:指定された JAR ファイルの提供者またはベンダーを指定します。
  7. 指定される JAR ファイルによって実現される仕様のタイトル。
  8. ネイティブ言語でパラフレーズされた文:JARファイルが実現する仕様のバージョン。

テキストエディタで編集変更できる MANIFEST.MF ファイルは、jar コマンドなどの Java のパッケージツールを利用して生成更新することもできます。Java アプリケーションのバージョン、依存関係、設定を管理する上で欠かせないファイルになります。

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