Linuxの圧縮・解凍コマンドの使い方

Linux では、次のようなコマンドを使用してファイルやディレクトリを圧縮、解凍します。

  1. ファイルを圧縮する
  1. gzip: ファイルをgzipのアルゴリズムを使って圧縮し、.gzサフィックスの圧縮ファイルを作成します。
  2. コマンド: gzip [ファイル名]
  3. gzip file.txt
  4. bzip2:bzip2アルゴリズムを使ってファイルを圧縮し、.bz2形式の圧縮ファイルを作成します。
  5. コマンド: bzip2 [ファイル名]
  6. bzip2 file.txtを圧縮
  7. zip: zipアルゴリズムを使用してファイルを圧縮し、.zip拡張子の圧縮ファイルを作成します。
  8. zipコマンド:zip [archive.zip] [file1] [file2]…
  9. zipコマンドでarchive.zipファイルへfile1.txtとfile2.txtを追加
  1. 圧縮ファイルを展開する
  1. gzip の拡張子を持つファイルを展開する。
  2. gunzip [filename.gz] と入力する
  3. gzip ファイルを展開
  4. bunzip2:.bz2拡張子のファイルを解凍する。
  5. コマンド:bunzip2 [filename.bz2]
  6. bunzip2 file.bz2
  7. 解凍:.zip 形式のファイルを展開します。
  8. コマンド:unzip [archive.zip]
  9. アーカイブ archive.zip を解凍する

なお、本コマンドは単一ファイルの圧縮・解凍にしか使えません。ディレクトリ全体の圧縮には本コマンドとtarコマンドを組み合わせて実行する必要があります。例:

  1. ディレクトリの圧縮:
  2. コマンド:tar -czvf [archive.tar.gz] [ディレクトリ]
  3. tar -czvf archive.tar.gz ディレクトリ
  4. ディレクトリの展開
  5. コマンド:tar -xzvf [アーカイブ.tar.gz]
  6. tar -zxvf archive.tar.gz

これらのコマンドは Linux システムにおけるファイルとディレクトリの基本的な圧縮及び解凍機能を提供します。

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