Linux Nginx の設定方法
Linux の Nginx を設定する方法:
- Nginxのインストール
- パッケージマネージャー(apt、yumなど)からインストール:sudo apt install nginxまたはsudo yum install nginxコマンドを実行してNginxをインストールします。
- ソースコードからインストール: Nginx公式サイトから最新のソースコードパッケージをダウンロードし、展開後、./configure、make、sudo make installコマンドを実行してコンパイルおよびインストールを行います。
- Nginx の配置:
- メインの設定ファイルは/etc/nginx/nginx.confにあります。設定するには任意のテキストエディタでこのファイルを開きます。
- HTTPサーバー関連のパラメータ(リスンポート、ログファイルパスなど)をHttpブロックに設定する。
- サーバブロックに、ドメイン名、Webサイトのルートディレクトリ、アクセス権限などの仮想ホスト関連の設定をする。
- 複数のバーチャルホストを設定するには、さらにserverブロックを追加できます。
- nginx.conf内でinclude文で参照可能な、追加のコンフィグレーションファイルを新たに作成、設定可能
- NginxのWebルートの場所を設定する:
- 標準では、Nginx のウェブサイトルートは /usr/share/nginx/html/ 以下にあります。
- nginx.conf ファイルの root ディレクティブを変更することで、Web サイトのルートディレクトリを変更できます。
- 仮想ホストの設定
- httpブロック内のサーバーブロックを使用して、nginx.confファイルで仮想ホストを構成します。
- serverブロック内のserver_nameディレクティブを使用して、仮想ホストのドメインを設定します。
- locationディレクティブを使用して、URLパスの異なるアクセスルールを設定します。
- Nginx サービスを再起動する:
- 設定を一通り済ませたら、sudo systemctl restart nginx を実行して Nginx サービスを再起動し、設定を有効にする
- Nginxサービスの状態は「sudo systemctl status nginx」コマンドで確認できます。
LinuxシステムでのNginxの基本的な設定方法を説明しました。さらにNginxの設定で、ロードバランシング、キャッシュ、HTTPSなどの追加機能を利用することもできます。