LinuxでSSHログインを制限する方法

Linux の SSH ログインを制限するには、次の手順を実行します。

  1. ルートユーザーで Linux システムにログインする。
  2. sudo vi /etc/ssh/sshd_config で SSH 設定ファイル /etc/ssh/sshd_config を開き、vi などのテキストエディターで編集してください。
  3. 以下の設定パラメーターが適切に設定されていることを確認します:
  1. PermitRootLogin no: SSH による root ユーザーのシステムへのログインを無効にする。
  2. PasswordAuthentication 無効:パスワードによる SSH 認証を無効化し、SSH キー認証のみを許可します。
  3. AllowUsers username:SSHログインを指定のユーザー名だけに許可します。usernameは許可するユーザー名に置き換えてください。このパラメータは複数回設定でき、各行に1つのユーザー名を設定します。
  4. AllowGroups groupname:特定のユーザーグループのみによるSSHログインを許可します。groupnameには許可するユーザーグループ名を入力します。この設定は複数回指定することができ、一行に1つのユーザーグループ名を入力します。

なお、上記設定パラメータの記載前にコメントの「#」記号が付与されている場合がありますので、有効にする際には取り外す必要があります。

  1. ファイルを保存してエディタを終了する。
  2. SSHサービス設定の再読み込み:sudo service ssh restart

現在、設定ファイルで指定したユーザまたはユーザグループのみがLinuxシステムにSSHログインできます。それ以外のユーザによるSSHログインはできません。

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