ログ4j の構成ファイルを設定する方法を教えてください。
log4j で設定ファイルを指定する方法は以下のとおりです。
- log4j.properties または log4j.xml という名前の構成ファイルをクラスパスに配置します。そうすると、そのファイルはデフォルトの構成ファイルとして、自動的にクラスパスから検索され、ロードされます。
- システムプロパティにより 設定ファイルを指定することで、プログラム起動時に、 コマンドライン引数またはシステム環境変数から ファイルのパスを指定できます。 例えば、起動コマンドに ‘-Dlog4j.configurationFile=path/to/log4j.xml’ を使用して ファイルのパスを指定できます。
- プロパティコンフィギュレータのconfigureメソッドを使用してパスを手動でロードし、コード内にプログラムで設定パスを指定します。例えば、PropertyConfigurator.configure(“path/to/log4j.xml”)を呼び出すと指定パスの設定ファイルをロードします。
ログ4jは、複数の設定ファイル指定方法が同時に使用された場合は、一定の優先順位に従ってどの設定ファイルを使用するかを決定します。通常、Systemプロパティによる指定の優先順位が最も高く、次にクラスパス内のデフォルトファイル、最後にプログラムによる指定のファイルの順です。