「stm32のassert_paramの使い方についての説明」
STM32では、assert_paramは、関数の入力パラメータが期待される条件を満たしているかどうかをチェックするマクロです。このマクロの定義は、CMSISライブラリのstm32fxxx.hファイルにあります。
assert_param マクロの定義は次のとおりです:
#define assert_param(expr) ((expr) ? (void)0 : assert_failed((uint8_t *)__FILE__, __LINE__))
assert_paramマクロは、式をパラメータとして受け付けます。式の結果がゼロでない場合、そのパラメータは有効と見なされ、何も実行されません。結果がゼロの場合、パラメータは無効と見なされ、assert_failed関数が呼び出されてエラー処理が行われます。
assert_failed関数の定義は以下の通りです。
void assert_failed(uint8_t* file, uint32_t line)
{
/* 用户可以在这里添加自定义错误处理代码 */
/* 死循环,停止程序执行 */
while (1)
{
}
}
この関数では、ユーザーはカスタムのエラーハンドリングコードを追加することができます。デフォルトでは、この関数は単純に無限ループに入り、プログラムの実行を停止します。
assert_paramマクロの使用方法は次のようになります:
void foo(uint32_t value)
{
/* 检查输入参数是否合法 */
assert_param(value <= 100);
/* 函数的其他操作 */
}
上記の例では、assert_param(value <= 100)は入力パラメータvalueが100以下であるかをチェックするために使用されます。valueの値が100を超える場合、assert_paramマクロはエラー処理メカニズムをトリガーします。
要点は、STM32での関数の入力パラメータの妥当性をチェックするためにassert_paramマクロが使用され、開発者が問題を早期に発見してデバッグするのに役立つことです。