PHP ファイルの自動インクルード
PHP では、includeあるいは require 関数を使用することで、ファイルを取り込むことができます。
インクルードステートメントは指定されたファイルをインクルードするために使用され、インクルードに失敗した場合は警告を表示してスクリプトの実行を続行します。たとえば、次のようになります。
include 'path/to/file.php';
require ステートメントは、指定されたファイルをインクルードするのにも使用されますが、インクルードに失敗した場合、 致命的なエラーが発生し、スクリプトの実行が停止します。例は次のとおりです。
require 'path/to/file.php';
反復処理や走査を利用すれば、自動的に複数のファイルを読み込むことができます。以下に例を示します。
$files = ['file1.php', 'file2.php', 'file3.php'];
foreach ($files as $file) {
include $file;
}
ファイルリストに記載したファイルを自動的に含めることができます。
また、spl_autoload_register 関数を使うことで自動的にファイルをインクルードさせることができます。例を以下に示します。
spl_autoload_register(function ($className) {
$file = 'path/to/' . $className . '.php';
if (file_exists($file)) {
include $file;
}
});
自動ロードファンクションの登録により、未だ定義されていないクラスが利用された際に自動的に呼び出され、クラス名に応じて対応するファイルが動的にincludeされる。