Oracleのデフォルト接続タイムアウト時間を設定する方法
Oracleデータベースのデフォルトの接続タイムアウト時間は10分(600秒)に設定されており、SQLNET.INBOUND_CONNECT_TIMEOUTパラメータを変更することで調整可能です。
手順は以下のとおりです。
- 「$ORACLE_HOME/network/admin」ディレクトリにあるOracleデータベースの「sqlnet.ora」ファイルを編集
- SQLNET.INBOUND_CONNECT_TIMEOUTパラメータをファイル内で検索し、存在しない場合はSQLNET.INBOUND_CONNECT_TIMEOUT = <タイムアウト時間>という行を追加します(<タイムアウト時間>は、接続タイムアウト時間を秒単位で設定する値です)。
- sqlnet.oraファイルを保存して閉じます。
- Oracleデータベースを再起動すると、変更が有効になります。
おことわり
- OracleデータベースをRAC環境で運用している場合、各ノードの設定は同じにする必要があります。
- もしsqlnet.oraファイルを修正しても、効果がない場合は、複数のnetwork/adminディレクトリが存在している可能性があります。正しいディレクトリのsqlnet.oraファイルを修正しているか確認してください。