Dockerで外部データベースへIP経由でアクセスする
IP経由で外部データベースにアクセスするためには、以下の手順に従ってください。
- Docker コンテナと外部データベースがあるネットワークの間の通信を有効にしてください。Docker コンテナと外部データベースが異なるネットワークにある場合は、それらとの間にネットワーク接続を作成する必要がある場合があります。
- IPアドレスが既知の場合は、そのままご利用ください。そうでない場合は、nslookup コマンドを実行するか、データベース管理者に問い合わせてください。
- Dockerコンテナ内で外部データベースのIPアドレスを使ってデータベースへの接続を行います。データベースの接続文字列には外部データベースのIPアドレス、ポート番号、ユーザ名、パスワードなどの情報を指定してアプリケーションのコード内で設定します。
- 外部データベースと整合するデータベースドライバがDockerコンテナにインストールされていることを確認してください。使用しているデータベースの種類に応じて、関連するドキュメントにドライバのインストールガイドがあります。
- Dockerコンテナでアプリケーションを起動し、外部DB接続のテストを行ってください。テストは、対応するコマンドを実行またはサンプルコードを実行することで行えます。
外部データベースへIPアドレスで接続を行う際にはセキュリティーリスクが発生する場合があるので注意が必要です。SSLなどの安全な通信プロトコルを使って通信を保護し、信頼できるコンテナのみでデータベースへのアクセスを許可することをお勧めします。