LinuxでJVMメモリサイズを調整する方法
Linuxでは、JVMのメモリーサイズは以下の2つの方法で調整できます。
- コマンドラインパラメータでJVMメモリのサイズを調整する:
Javaプログラムを実行する際には、-Xmsと-Xmxオプションを使用してJVMの初期ヒープサイズと最大ヒープサイズを調整できます。たとえば、初期ヒープサイズを512MBに設定し、最大ヒープサイズを2GBに設定するには、次のコマンドを使用します。
java -Xms512m -Xmx2g YourJavaProgram
- 環境変数を利用して JVM のメモリサイズを調整:
JAVA_OPTS環境変数を設定することでJVMのメモリサイズを調整できます。例えば、初期ヒープサイズを512MB、最大ヒープサイズを2GBに設定するには、~/.bashrcファイルに以下のような行を追加します。
export JAVA_OPTS="-Xms512m -Xmx2g"
.bashrc ファイルを再読み込みするか、コマンド source ~/.bashrc を直接実行することで環境変数を有効化する
コマンドライン引数や環境変数を利用してJVMメモリのサイズを調整する場合でも、実際のニーズやシステムリソースに応じて適切な設定を行う必要があります。