OpenStackを3ノード構成で構築する
OpenStack を3ノードにデプロイするには、各ノードに異なるコンポーネントをアサインして、相互通信するように構成する必要があります。
以下に、基本的な3ノードのOpenStackデプロイのサンプルを示します。
ノード1 コントロールノード
- オペレーティングシステム(Ubuntu Serverなど)をインストールします。
- MySQL などのデータベース サービスをインストールして設定する。
- メッセージキューサービス(例: RabbitMQ)のインストールと設定を行う。
- Keystoneなどのアイデンティティサービスのインストールと設定を行います。
- Novaなどの計算サービスのインストールと設定
- Neutron などのネットワークサービスを導入および設定する。
- ネットワークインターフェイスとファイアウォールを設定して、他のノードがコントロールノードにアクセスできるようにします。
ノード2:コンピュータノード
- オペレーティングシステムをインストールする。
- 管理ノードおよび他のコンピューティングノードからのコンピュートノードへの許可されたアクセスにネットワークインタフェースとファイアウォールを設定する。
- コンピューティングサービスのインストールと設定
ノード3:ストレージノード
- オペレーティングシステムをインストールする。
- ストレージノードにコントロールノードや他のストレージノードがアクセスできるように、ネットワークインターフェイスとファイアウォールを設定します。
- Cinder などのストレージサービスのインストールと設定
各ノードで、OpenStackコンポーネントの依存関係と設定が適切に設定されていること、また、ノード間のネットワーク通信が適切に行われていることを確認する必要があります。また、OpenStack Dashboard(Horizon)を使用してOpenStackデプロイメントを管理し、監視することもできます。
基本的な例にすぎない点にご注意ください。ニーズと具体的な環境に応じて、ある程度のカスタマイズや調整が必要になる可能性があります。詳細な手順とガイドについては、OpenStack の公式ドキュメントと導入ガイドを参照することをお勧めします。