Linux jqコマンドの使い方を教えてください。
jqコマンドは軽量なコマンドラインJSON処理ツールで、JSONデータの処理、クエリ、変換、フィルタリングに使用できます。これは、JSONデータを処理するためにLinuxシステムで広く使用されています。
jqコマンドの基本的な使い方は、1つ以上のJSONファイル(もしくはJSONデータストリーム)と1つ以上のフィルターを与えてJSONデータを処理し、その結果を標準出力に出力することです。
jqコマンドの一般的な使用例を以下に示します:
- JSONデータのすべてのキーと値をプリントする:
jq '.' file.json
- JSONデータから特定のキーの値を出力する
jq '.key' file.json
- JSON 配列の要素を条件を指定してフィルタする:
jq '.[] | select(.key == "value")' file.json
- JSONデータをパース(変換・再構成)する
jq 'map({new_key: .old_key})' file.json
- 複雑な操作と計算を JSON データ上で実行する:
jq 'group_by(.key) | map({key: .[0].key, count: length})' file.json
- 複数のjqフィルターを連結してさらに複雑な操作を実行します。
jq '.key | map(select(.value > 10)) | map(.key)' file.json
これは、jq コマンドの簡単な使用例の 1 つにすぎません。jq コマンドは実際非常に強力で、多くの複雑な操作や変換を実行できます。jq のマニュアルとドキュメントを使用することで、その使用方法や機能の詳細を学ぶことができます。