GCCでLinux上でCプログラムをコンパイルする手順
GCCはGNUコンパイラスイートの一部であり、C、C++、Fortranなどの言語をコンパイルするために使用されるコンパイラです。以下は、LinuxでGCCを使用してCプログラムをコンパイルする一般的な手順です。
- まず、hello.cなどの拡張子.cが付いたCソースファイルを作成する必要があります。
- Cコードの作成:Cソースファイルを使用して、C言語でプログラムコードを作成できます。たとえば、”Hello, World!”というシンプルなプログラムを作成できます。
- ターミナルを開く:Linuxでターミナルを開きます。
- ソースファイルのあるディレクトリへ移動する:cdコマンドでCソースファイルを格納しているディレクトリに移動します。
- ターミナルにて以下コマンドを実行して、コンパイルを実施します。
gcc -o hello hello.c
このコマンドでは、gccはGCCコンパイラで、-oオプションは生成される実行可能ファイルの名前(ここではhello)を指定し、hello.cはコンパイルするCソースファイルの名前です。
- 生成された実行ファイルを実行する: コンパイルに成功したら、ターミナルで生成された実行ファイルを実行できます。
./hello
Hello, World!などのプログラム出力が、ターミナルに表示されます。
これは、GCCでCプログラムをコンパイルする基本的なプロセスです。GCCには他にも高度なコンパイルや最適化を行うオプションがあります。