JVMヒープスタックログの閲覧方法
JVMスタックログを表示するには、次の手順に従ってください。
- JVMヒープのログファイルを開く:通常、JVMヒープのログファイルは拡張子が.logまたは.txtのファイルです。Notepad++やSublime Textなどのテキストエディターで開くことができます。
- スタックトレース情報の確認:開いたログファイルの中で、”Exception”、”Error”、”Caused by”で始まる行を探します。これらの行は通常スタックトレース情報を含んでいます。スタックトレース情報はプログラムが実行時に呼び出した関数の関係を描写しており、例外やエラーの発生箇所を追跡できます。
- コールスタックの情報を分析する:コールスタックは、一般的に複数の関数の呼び出し履歴で構成されており、各行の先頭のインデントは呼び出しの関係を表す。一番下の行から上に分析して、例外やエラーを引き起こした関数の呼び出しポイントを見つける。コールスタックの情報を分析することで、例外やエラーが発生した理由と経緯を調べることができる。
- 問題を再現する: スタックログがプログラムの問題によって生成された場合は、問題の原因と解決方法を明確にするために問題を再現してみましょう。スタックトレース情報で提供される関数呼び出し関係に基づいて、コードを段階的にデバッグし、問題を引き起こす特定の操作またはコードセグメントを見つけることができます。
JVMヒープスタックログは、特に運用環境では非常に詳細かつ巨大になる場合があります。そのため、スタックログを見る際は一定の経験とコツが必要です。また、複雑な問題については、デバッグツール(IDE、リモートデバッグなど)を用いるとより理解が進みます。