plsqlにおけるspcファイルとpckファイルの違い
PL/SQLでは、SPCファイルとPCKファイルは2種類の異なるファイルです。以下にそれらの違いを示します。
- SPCファイルとは、PL/SQLで記述されたストアドプロシージャを格納するためのファイル。ストアドプロシージャのコードやロジックが含まれる。SPCファイルは拡張子「.spc」で利用される。一般的にデータベース内のビジネスロジックの定義や実現に用いられ、データベース内で保存・呼び出し可能である。
- PCKファイル:PL/SQLパッケージのファイルを指します。パッケージは、ストアドプロシージャ、ファンクション、変数を格納するための仕組みです。関連するPL/SQLオブジェクトをまとめて管理し、再利用しやすいようにします。PCKファイルは、「.pck」という拡張子を使用します。PCKファイルには複数のストアドプロシージャとファンクションを含めることができ、他のストアドプロシージャやファンクションで参照して呼び出すことができます。
SPCファイルは格納プロシージャのコードやロジックを、PCKファイルはパッケージの関連するオブジェクトや機能を格納するために利用されます。これらは PL/SQL において役割は異なりますが、PL/SQL コードを記述、管理するために利用されるファイルとなります。