LinuxでNAS共有フォルダをマウントするには
Linux上でNASの共有フォルダをマウントするには、以下の手順に従って操作できます。
- Windows の共有フォルダーと通信するために必要なツールやライブラリを提供する cifs-utils パッケージがインストールされていることを確認します。
- NAS共有フォルダーをマウントするためのターゲット・フォルダーを作成します。例えば、/mnt ディレクトリにNAS共有フォルダー用の新しいフォルダーを作成できます。次のコマンドを実行する:
- sudo mkdir /mnt/nas
- NAS 共有フォルダーをマウントするには、mount コマンドを使用します。コマンドを実行します。
- sudo mount -t cifs //NAS_IPアドレス/共有フォルダ /mnt/nas -o username=ユーザ名,password=パスワード
- NAS_IP_AddressはNAS機器のIPアドレス、shared_Folderはマウントしたい共有フォルダ名です。your_UsernameはNAS機器のユーザー名、your_Passwordは対応するパスワードです。
- マウントが成功した場合は、/mnt/nasディレクトリにアクセスするとNAS共有フォルダーにアクセスできます。
- マウントの必要がなくなったら umount コマンドでアンマウントできます。次のコマンドを実行します。
- sudo umount /mnt/nas
Linux上のNAS共有フォルダのマウント手順です。ただし、ここでのコマンド引数の値は、各自の環境に応じて置き換える必要があります。また、/etc/fstab ファイルにコマンドを記述することで、システム起動時にNAS共有フォルダが自動的にマウントされます。