麒麟 OSでネットワーク共有とファイル転送を行う方法

麒麟OSでネットワーク共有とファイル転送を設定する方法は以下の手順です。

  1. システム環境設定を開き、共有を選択する。
  2. 共有オプションで「ファイル共有」を選択し、共有機能をオンにする。
  3. ファイル共有の設定で共有するフォルダを選択し、読み込み、書き込みなどの共有権限を設定します。
  4. 共有フォルダーの設定後は、共有フォルダーにアクセスするユーザーやグループを追加で選択することができます。
  5. ネットワーク内の他の機器では、ファイルブラウザを利用するか、ネットワーク共有にアクセスすることで、Kirin OSのIPアドレスと共有フォルダー名を入力すれば、ファイルへアクセスして転送できます。

また、麒麟 OS では、FTP サーバーや Samba サーバーなどの方法を使用してファイルの転送とネットワーク共有を実行できます。具体的な操作は次のとおりです。

  1. FTPサーバーかSambaサーバーを設置します。

FTPサーバーを選択する場合は、vsftpdパッケージをインストールして関連する設定ファイルを編集することができます。

Sambaサーバーを選択する場合、sambaパッケージをインストールし、smb.conf設定ファイルを編集します。

  1. FTPサーバー、あるいはSambaサーバーを設置する。

FTPサーバーでは、ユーザーアクセス権限やファイルのアップロード、ダウンロードなどのアクセス権限を設定できます。

Sambaサーバーでは、共有フォルダのパス、アクセス権限などを設定します。

  1. FTPサーバーまたはSambaサーバーを起動し、ファイアウォールが対応するサービスポートの通過を許可していることを確認します。
  2. その他の機器ではFTPクライアントを使うか、Samba共有へアクセスする方法で、麒麟システムのIPアドレスと対応するポート番号を入力することで、ファイルの転送や共有されたアクセスを行うことができます。

いずれの場合においても、麒麟OS上でネットワーク共有とファイル転送を行う際には、必要に応じて適切な設定お よび構成を行うことができます。

bannerAds