特定のクラスのログを排除するには、log4jをどうやって設定すればよいですか?
log4jでは、log4j.logger属性を使用して特定のクラスのログを設定できます。特定のクラスのログを除外するには、そのクラスに特定のログレベルを設定してログを出力しないようにします。
配置ファイルで特定のクラスのロギングを除外する方法はいくつかあります。
- 特定のログレベルを使用する:
log4j.logger.com.example.ExcludedClass=OFF
com.example.ExcludedClassというクラスのログ出力を無効にするための設定が上記にあります。
- 特定のAppenderを指定する:
log4j.logger.com.example.ExcludedClass=NOLOG
上記の設定では、NOLOGという名前のAppenderが指定され、com.example.ExcludedClassクラスのログがそのAppenderに出力されます。Appenderの設定では、ログレベルをOFFに設定することで、そのクラスのログ出力を完全に無効にすることができます。
- 特定のクラスのログを除外するためにフィルターを使用する。
log4j.logger.com.example=DEBUG, EXCLUDE
log4j.appender.EXCLUDE=org.apache.log4j.varia.DenyAllFilter
設定された構成では、EXCLUDEという名前のAppenderが設定され、org.apache.log4j.varia.DenyAllFilterフィルターを使用してすべてのログイベントを拒否します。次に、com.exampleパッケージ内のすべてのクラスのログをこのAppenderに出力します。これにより、これらのクラスのログ出力を除外することができます。
いくつかのカテゴリのログを除外する一般的な方法が紹介されています。具体的な要件に合わせて適切な設定方法を選択できます。