動的ライブラリを作る方法
動的ライブラリを作成する方法として考えられるのは次の通りです.
- コンパイラのコマンドライン引数の使用: 動的ライブラリを生成するには、ソースコードのコンパイル時にコンパイラのコマンドライン引数を使用できます。たとえば、gccでは「-shared」引数を使用し、Visual Studioでは「/DLL」引数を使用します。
- ビルドツールの利用: Make、CMake、MSBuildなど多くのビルドツールは動的ライブラリの生成に特化した構文やオプションを提供している。ビルドツールの関連ファイルを設定することで、動的ライブラリの生成を指定できる。
- IDEを使用:統合開発環境(IDE)では通常、ダイナミックライブラリの作成にビジュアルインターフェイスが提供されています。ユーザーはIDE内のプロジェクト設定またはプロパティの設定画面からダイナミックライブラリの作成オプションを選択できます。
- 特定のライブラリを利用してツールを生成する。Java言語など、一部の言語やフレームワークには、動的ライブラリの生成に特化したツールが備わっています。例えば、Java言語にはjarやjavacというツールがあり、ダイナミックリンクライブラリ(DLL)やJava Archive(JAR)ファイルを生成できます。
動的ライブラリを作成する手法に関係なく、一般的には使用するソースコードファイル、コンパイルオプション、リンカオプション、出力ファイル名などの関連情報を指定する必要があります。具体的な方法や手順は、プログラミング言語、オペレーティングシステム、開発ツールによって異なり得ます。