仮想ホストでCPU制限する方法を教えてください。
仮想ホストのCPU制限方法は以下があります
- CPU時間のタイムスライス分配:仮想マシンまたはコンテナのCPUタイムスライスサイズを設定することで、仮想マシンまたはコンテナがCPUを使用する時間を制限します。タイムスライスのサイズを必要に応じて調整することで、CPUの使用率を制御できます。
- CPU割当の設定: 仮想マシンまたはコンテナのCPU割当を設定することで、CPUの使用総量を制限できます。CPU割当は、CPU使用率を制御するために固定値またはパーセントで設定できます。
- CPUコア数の制限:仮想マシンまたはコンテナのCPUコア数を設定することで、使用可能なCPUコア数を制限します。CPUの使用を制御するため、CPUコア数を固定値または範囲に設定できます。
- CPUコントローラー利用:仮想化基盤やコンテナ管理システムの中には、CPUコントローラー機能を提供しており、CPUに対する制限ポリシーをニーズに合わせて設定可能。状況に応じて、CPUの割り当て・制限・共有などが設定できる。
仮想マシンまたはコンテナ内のCPU使用を制限する方法は、物理ホスト上の他の仮想マシンまたはコンテナのCPU使用を制限することはできません。その点を考慮して、仮想化アーキテクチャを設計する際は、システム全体のresource割当や管理ポリシーについても考慮する必要があります。