ロードランナー使い方マニュアル
LoadRunnerは性能テストツールであり、Web、モバイル、エンタープライズアプリケーションの性能と負荷のテストに幅広く利用されます。
LoadRunner の使い方を簡単に解説します。
- 公式サイトからLoadRunnerをダウンロードしてインストールします。
- 新規プロジェクトの作成:ロードランナーを開き、「ファイル」->「新規」->「プロジェクト」の順にクリックし、プロジェクト名と保存場所を入力して、「次へ」をクリックします。
- テストするアプリケーションのHTTP、Webサービス、SAPなどのプロトコルタイプを選択し、「次へ」をクリックします。
- Vuserスクリプトの設定: 言語をC言語、Javaなどから選択して、新しいスクリプトを作成します。その上でLoadRunnerのスクリプトエディタを使用して、スクリプトの記録、編集、デバッグを実行します。
- LoadRunner コントローラーから新規シナリオを作成します。そして、シナリオに仮想ユーザー数、実行時間、負荷分散などを設定します。
- モニタの設定:シーンにモニタを追加し、レスポンスタイムやスループットなどのモニタしたいパフォーマンスメトリクスを選択します。
- テスト実行: 「実行」ボタンをクリックしてテストを実行します。LoadRunnerは自動的に複数の仮想ユーザーをシミュレーションし、パフォーマンス指標を記録します。
- 分析結果:テスト完了後、ロードランナーのアナライザーを使用してテスト結果を分析・解釈します。アナライザーは、パフォーマンス指標やボトルネックを表示するためのさまざまなグラフとレポートを提供します。
- 最適化テスト:分析結果に基づいてアプリケーションを最適化し、改良効果を確認するためにテストを再実行する。
これはLoadRunnerの使用に関する簡単なチュートリアルにすぎません。実際の使用では、さらに複雑な設定や操作が必要になる場合があります。より多くの機能と使用方法を理解し習得するには、公式のドキュメントやチュートリアルを参照することをお勧めします。