ファイルをVPSにドラッグアンドドロップ

ファイルを VPS に持っていくには、以下のいずれかの方法を使います。

  1. SCPコマンドを使用する:SCPはSecure Copyの略で、SSHプロトコルを介してファイルをローカルコンピューターからリモートVPSへ安全にコピーできます。ファイルをローカルコンピューターからVPSへコピーするには、次のコマンドを使用します。
scp /path/to/local/file username@vps_ip:/path/to/destination

ローカルコンピューター上のファイルはファイルパス「/path/to/local/file」を指定し、VPSのユーザー名は「username」、VPSのIPアドレスは「vps_ip」、VPS上のファイルの保存先は「/path/to/destination」を指定する。

  1. SFTPクライアント利用:SFTPはSSH File Transfer Protocolの略称で、SSHプロトコルでローカルPCとリモートVPS間でのファイル転送を行えます。FileZillaやWinSCPなどのSFTPクライアントを使うと、ローカルPCとVPS間でSFTP接続を張り、ローカルPCからVPSへファイルをドラッグ&ドロップで転送できます。
  2. rsyncコマンドを利用すれば、機能が豊富なファイル同期ツールであるrsyncで、ローカルPCと遠隔VPS間でSSHプロトコルを経由したファイル同期が実現します。以下のコマンドで、ファイルをローカルPCからVPS上に同期することができます:
rsync -avz -e "ssh -p port_number" /path/to/local/file username@vps_ip:/path/to/destination

/path/to/local/fileはローカルコンピューター上のファイルパス、usernameはVPSのユーザ名、vps_ipはVPSのIPアドレス、/path/to/destinationはファイルを同期するVPS上のターゲットパス、port_numberはSSH接続のポート番号(デフォルトは22)です。

具体的な目的に応じて適切なメソッドを選択し、コマンド内のパス、ユーザ名、IPアドレス、およびポート番号を実在の値に置き換えてください。

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