ディレクトリ操作: DirectoryInfoクラスとDirectoryクラス

C#では、ディレクトリ関連の操作には、DirectoryInfoクラスとDirectoryクラスを使用することができます。

DirectoryInfoクラスはフォルダーを操作するための多くのメソッドとプロパティを提供します。DirectoryInfoクラスを使用すると、フォルダーの作成、削除、移動、名前変更、およびフォルダー情報の取得を行うことができます。

一般的なDirectoryInfoクラスのメソッドとプロパティを以下に示します。

  1. Create() : フォルダを作成します。
  2. Delete():フォルダの削除。
  3. MoveTo():フォルダを指定した場所へ移動します。
  4. Rename():フォルダ名を変更する。
  5. 存在: フォルダーが存在するかどうかを示す値を取得します。
  6. FullName:フォルダのフルパスを取得します。
  7. 名前: フォルダー名を取得する。

たとえば、次のコードは、DirectoryInfo クラスを使用してフォルダーを作成する方法を示しています。

string path = @"C:\TestFolder";
DirectoryInfo directory = new DirectoryInfo(path);
directory.Create();

Directoryクラスは、フォルダ操作を行うための静的なメソッドを多数提供しており、DirectoryInfoオブジェクトを作成することなく、クラス名から直接呼び出すことができます。

次にDirectoryクラスでよく使われる静的メソッドを紹介します。

  1. CreateDirectory() : フォルダを作成する。
  2. Delete():フォルダを削除。
  3. Move():フォルダを指定された場所に移動する。
  4. Exists():フォルダーがあるかどうかを示す値を取得します。
  5. GetFiles():フォルダー内のファイル一覧を取得します。
  6. GetDirectories():フォルダー内のサブフォルダーの一覧を取得する。

たとえば、以下のコードは Directory クラスを使ってフォルダーを作成する方法を示しています。

string path = @"C:\TestFolder";
Directory.CreateDirectory(path);

ディレクトリ操作は、DirectoryInfoクラスでもDirectoryクラスでも実行できます。どちらを用いるかは、個人の好みやその特定の要件に応じて異なります。

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