シェルスクリプトの実行を終了する
実行中のシェルスクリプトを終了させるには、以下の方法があります。
- ターミナルでCtrl+Cを押すと、実行中のシェルスクリプトを即時終了できます。
- killコマンドを使う:現在実行中のシェルスクリプトプロセスをkillコマンドで終了できます。最初にpsコマンドでシェルスクリプトプロセスのPID(プロセスID)を確認してから、killコマンドで終了を実行します。たとえば、スクリプトの名称がtest.shの場合、次のように入力します。
- ps aux | grep test.sh
- このコマンドを使用すると、test.sh を含むプロセスの一覧が表示されます。スクリプトの PID を見つけ、次のコマンドを実行してそのプロセスを終了させてください:
- PIDをキルする
- PIDはスクリプトのプロセスIDです。
- シェルスクリプトでは exit コマンドで、スクリプトの実行を途中で終了することができます。たとえば、スクリプトのある条件が満たされたときに終了させたいなら、その条件で exit コマンドを使います。また exit コマンドの後ろには、スクリプトの実行結果を表す終了ステータスコードを指定できます。一般的に 0 は成功、0 以外の値はエラーを表します。
- if [ 条件 ]; then
exit 0
fi
いろいろシェルスクリプトの実行を終了する方法がありますが、使用する方法はニーズと環境によって異なります。