クラウド仮想ホストでファイル転送を設定する方法

ファイル転送サービスを構築するには、以下の手順に従ってください。

自分に適したクラウド仮想ホスティングインスタンスを有するクラウド仮想ホスティングプロバイダーを選択して購入します。Linuxシステムなどのインスタンスのオペレーティングシステムがファイル転送のニーズを満たすことを確認します。

2. クラウド仮想マシンのオペレーティング システムに管理者アクセス権でログインし、ターミナルまたはコマンド ライン インターフェイスを開きます。

例えばVsftpd(Linux専用)を用いたFTPサーバーソフトウェアのインストールの場合、下記コマンドを実行することでインストールされます。

sudo apt-get update
sudo apt-get install vsftpd

4. FTPサーバを設定する。vsftpdの設定ファイルはコマンドを使用して開く:

sudo nano /etc/vsftpd.conf

vsftpdのマニュアルを参照して、設定ファイルに必要な変更を加えます(FTPのルートディレクトリの設定、匿名アクセス許可、ユーザー権限の設定)。

設定ファイルを保存して閉じ、FTPサーバを再起動して設定を有効にします。

sudo service vsftpd restart

ファイアウォールポートをオープンし、FTPデータ転送を許可します。Linuxシステムに内蔵のファイアウォールを使用している場合、次のコマンドを使用してFTPサーバーのデフォルトポート21を開くことができます。

sudo ufw allow 21

FTP クライアントソフト(FileZilla など)を使用してクラウド仮想ホストに接続して、ホストアドレス、ユーザー名、パスワードの入力を実施し、ファイルのアップロードとダウンロードを試してファイル転送が正常に行われるか確認する。

なお、上記の手順は大まかな構築手順となり、OSやソフトウェアのバージョンなどによって、実際の構築手順は異なる可能性があります。構築に先立ち、ご利用のクラウド仮想ホスティングとFTPサーバーソフトウェアの関連ドキュメントやチュートリアルを把握しておくことをお勧めします。

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