オラクルADGの構築方法は何ですか?
Oracle Active Data Guard(ADG)を構築するには、以下の手順を実行する必要があります。
- 最初に、Oracleデータベースソフトウェアがインストールされ、プライマリデータベースが正常に起動していることを確認してください。
- 主データベース上にアーカイブモードのデータベースを作成し、アーカイブモードを有効にします。アーカイブモードを有効にするには、次のコマンドを使用してください。
- データベースをアーカイブログモードに変更します。
- ADGを有効にするために主データベースのパラメータファイル(init.oraまたはspfile)を設定します。次のパラメータファイルを使用してください。
- LOG_ARCHIVE_DEST_2=’SERVICE= ASYNC VALID_FOR=(ONLINE_LOGFILES,PRIMARY_ROLE) DB_UNIQUE_NAME=’
LOG_ARCHIVE_CONFIG=’DG_CONFIG=(,)’ログアーカイブの宛先2は、サービス= ASYNC VALID_FOR=(ONLINE_LOGFILES,PRIMARY_ROLE) DB_UNIQUE_NAME=と定義されています。ログアーカイブ構成は、DG_CONFIG=(,)です。 - というスタンバイデータベースの固有名を使用して、Data Guard構成の名前がであることに注意してください。
- 主データベースで控制ファイルのバックアップを作成し、スタンバイデータベース用に保存してください。以下のコマンドを実行してください。
- コントロールファイルのバックアップパスを指定して、スタンバイコントロールファイルを作成する ALTER DATABASEコマンドを使用してください。
- を使用して、コントロールファイルのバックアップパスを指定してください。
- 予備データベースサーバーに制御ファイルのバックアップをコピーし、予備データベース上に主データベースと同じディレクトリ構造を作成します。
- バックアップデータベースに初期化パラメータファイル(init.oraまたはspfile)を作成してください。
- DB_NAME=<スタンバイDBの固有名>
DB_UNIQUE_NAME=<スタンバイDBの固有名>
LOG_ARCHIVE_CONFIG='<DGの設定名>’
DG_BROKER_CONFIG_FILE1='<ブローカー設定ファイルへのパス>’
DG_BROKER_CONFIG_FILE2='<ブローカー設定ファイルへのパス>’ - ここでのとはそれぞれ、スタンバイデータベースのユニークな名称とData Guard構成の名称を表します。そしてはData Guard Brokerの構成ファイルのパスです。
- 予備のデータベースインスタンスを実行します。
- スタートアップ時には、マウントされていない状態で、PFILE='<initファイルへのパス>’ を指定してください。
- こちらのは先ほど作成した初期化ファイルのパスです。
- 主データベースのコントロールファイルバックアップをリカバリ・マネージャ(RMAN)を使用してバックアップして、バックアップからスタンバイ・データベースのコントロールファイルをリストアします。スタンバイ・データベースで次のコマンドを実行します。
- RMAN> ” からコントロールファイルを復元します。
- にコントロールファイルのバックアップのパスを指定してください。
- 予備データベースをマウントする:
- スタンバイデータベースをマウントしてください。
- 主データベースを自動バックアップして、そのバックアップをスタンバイデータベースに転送するために、RMANを実行します。主データベースで以下のコマンドを実行してください。
- RMAN> デバイスタイプディスクのバックアップタイプをコピーに設定してください。
RMAN> デバイスタイプディスクのデータベースを'<バックアップ保存先のパス>’の形式でバックアップしてください。 - バックアップファイルの保存場所をに指定してください。
- 主データベースでログアプリケーションサービスを有効にしてください。
- データベースをアクティブにして物理スタンバイデータベースとして使用します。
- 予備のデータベースでログアプリケーションサービスを起動します。
- ALTER DATABASEを使用して、現在のログファイルを使用してMANAGED standby DATABASEを回復し、セッションから切断します。
これにより、Oracle Active Data Guardを成功裏に構築することができます。予備データベースは、主データベースのアーカイブログを自動的に使用して同期を維持します。