オラクルでADGの同期状態を確認する方法は何ですか?
Oracle ADG(Active Data Guard)の同期状態を確認するには、以下の方法のいずれかを使用できます。
- SQLクエリを使用して、ADG同期の状態を確認するには、次のSQLクエリを実行できます。
SELECT NAME, VALUE
FROM V$DATAGUARD_STATS
WHERE NAME IN ('transport lag', 'apply lag', 'estimated startup time');
上記のうち、’transport lag’はデータ転送遅延を、’apply lag’は処理遅延を、’estimated startup time’は起動時間の推定を意味します。
- Enterprise Manager(EM)を使用すると、Oracle Enterprise Managerの画面にログインしてADGの同期状態を確認することができます。左側の「Data Guard」セクションで「Primary Database」を選択し、その後「Data Guard Status」領域でADGの同期状態を確認できます。
- DGMGRL命令ラインツールを使用すると、ADGの同期状態を確認できます。最初に、コマンドラインターミナルを開き、Data Guard Brokerに接続した後、次のコマンドを実行して同期状態を確認します:
DGMGRL> SHOW DATABASE <database_name> 'Transport Lag';
DGMGRL> SHOW DATABASE <database_name> 'Apply Lag';
“”はADGデータベースの名前です。
これらのクエリを実行する際には、関連するビューやテーブルにアクセスするために十分な権限が必要です。