オラクルでテーブルのデータ変更履歴を確認する方法
Oracleデータベースでは、表データの変更履歴を直接確認する機能はありません。ただし、以下の方法で確認することができます。
- トリガーの使用:表の更新操作の前後で変更データをログテーブルに記録するトリガーを作成し、ログテーブルを参照することでデータ変更履歴を確認します。
- ログ・オーディット機能を利用する:Oracleデータベースにはログ・オーディット機能が備わっており、これを有効にして適切な監査ルールを設定してから、監査ログをクエリすることでデータの変更記録を確認することができます。
- Flashback クエリを使用して:データベースでフラッシュバック機能が有効になっている場合、Flashback クエリを使用して、データ変更履歴を含めた過去のテーブルデータを表示できます。
- サードパーティ製ツールを使用する:Oracle LogMinerやApex Audit Trailなどのサードパーティ製ツールを使用すると、表データの変更記録を参照できます。
なお、これらの方法はデータベースに適切な設定と構成が必要であり、データベースのパフォーマンスとストレージ容量に影響を与える可能性があります。したがって、これらの方法を使用する前に、データの消失や取り返しのつかない変更を防ぐために、まずデータベースをバックアップすることを推奨します。