エクセルの ROUND 関数の使い方
Excel には複数の数値を丸める関数を使用できます。以下によく使用される丸め関数とその使用方法を示します。
- ROUND 関数:小数部を切り捨てまたは切り上げて整数にします。
=ROUND(数値, 桁数)
=ROUND(1.234, 2) は1.23を返します
- ROUNDUP関数:整数を切り上げ
=ROUNDUP(数値,桁数)
=ROUNDUP(1.234,2) は 1.24 を返します
- ROUNDDOWN 関数:切り下げ
=ROUNDDOWN(数値, 桁数)
=ROUNDDOWN(2.156,2)の結果は2.15になります
- INT関数:小数点を切り捨てて最も近い整数にする
=INT(数値)
INT(1.234)の戻り値は1です
- TRUNC関数は端数切り捨てを行います
文法:=TRUNC(数値, 桁数)
=TRUNC(1.234, 2) は1.23を返します
num_digitsの数値を丸める際、num_digitsの値に応じて小数点以下桁数を調整できます。