アプリ-ads.txtとは何か、AdMobで実装する方法
アプリと広告枠間の関連付けを確認するためのテキストファイルであるApp-Ads.txtは、広告購入者が広告の購入時に許可されたアプリと取引していることを確認するためにInteractive Advertising Bureau(IAB)によって提案された業界標準です。
AdMobでapp-ads.txtを実装するには、次の手順を実行する必要があります。
- アプリのルートディレクトリに「app-ads.txt」というテキストファイルを作成します。
- app-ads.txt ファイルに広告インベントリ プロバイダの権限レコードを追加します。各レコードは 1 行で、次の形式になります。
ベンダーのドメイン名、ベンダーID、オーソライゼーションステータス、広告インベントリの種類
具体的なフィールドの意味は次のとおりです。
- サプライヤーのドメイン名: 広告インベントリ サプライヤーのドメイン名です。
- ベンダーID:ベンダーがこのドメイン上でのユニークID。
- ライセンス状態:Direct(直接契約)とReseller(代理店経由)のどちらかになります。
- 広告在庫タイプ: 「アプリ(APP)」または「Web」
- app-ads.txt ファイルをアプリのルートディレクトリにアップロードします。
上記の手順を完了すると、AdMob が自動的に app-ads.txt ファイルを検出して検証します。これにより、広告のバイヤーが広告を購入する際に、承認済みのアプリと提携していることを確認できるようになります。