デルファイ のメモリーリークの検索方法
Delphiでは以下の方法でメモリリーク問題を調査することができます。
- メモリデバッグ用の機能:Delphiにはメモリデバッグ用の機能が備わっており、「プロジェクト」-「オプション」-「デバッガオプション」-「メモリとCPU」から有効化できます。有効化後、プログラムの実行中にメモリリークが発生した場合は、デバッガがプログラム終了時にメモリリークの詳細情報を含むメモリレポートを生成します。
- メモリ管理ツールの利用:メモリー管理機能を拡張するFastMM4などのサードパーティ製のメモリー管理ツールを利用できます。Delphi標準のメモリーマネージャをFastMM4に置き換えてプログラムを実行すると、メモリーリークが発生した時点で詳細なメモリーレポートを出力し、メモリーリークの位置特定に役立てることができます。
- メモリリークが発生した場合、スタックの追跡でリークの元凶となったコード箇所を特定できるスタック追跡ツールを使用できます。Delphiには、JCLDebugやMadExceptなどのスタック追跡ツールがいくつかあります。
- メモリープロファイラツールを使用する: 上の方法でメモリーリークの発生箇所を見つけることができない場合、メモリープロファイラツールを使用して詳細な分析を行います。よく使用されるメモリープロファイラツールには、AQTime、JProfiler、YourKit などがあります。これらのツールは、プログラムのメモリー使用状況を分析し、メモリーリークの原因を見つけるのに役立ちます。
デファイのメモリリークの問題を見つけるには、メモリデバッグツール、メモリ管理ツール、スタックトレーストール、メモリアナライザツールなどの方法を利用して、問題の場所を特定し、修正を行う