テーブル間のリレーションをどのように確立するか
Access では、関連付けを設定してテーブル間の関係を確立できます。以下に一般的な関連付けの種類と関連付けの作成手順を示します。
- A表の各レコードはB表の1つのレコードにのみ対応し、その逆も同様。
- データベースを開いて、「データベースツール」メニューの「リレーションシップ」オプションを選択します。
- リレーションシップウィンドウで、関連する2つのテーブル(テーブルA、テーブルB)を選択します。
- テーブル A の主キーのフィールド(通常は ID フィールド)をテーブル B の対応する外部キーのフィールドにドラッグ&ドロップします。
- 関連タイプが「1 対 1」であることを確認し、「作成」をクリックします。
- テーブルAの1行はテーブルBの複数の行に対応できますが、テーブルBの1行はテーブルAの1行にのみ対応できます。
- データベースのツールメニューの関係のオプションを押します。
- 関連付けさせたい2つのテーブル(テーブルA、テーブルB)を、リレーションウィンドウで選択します。
- 表A の主キーフィールド(たいてい ID フィールド)を表B の対応する外部キーフィールドにドラッグします。
- 関連タイプに「一对多」を選択して「作成」をクリックします。
- テーブル A の各レコードはテーブル B の複数のレコードと対応できて、その逆も成り立つ多対多のリレーション
- 中間テーブルを作成し、それにより2つのテーブル間の関連付けを格納します(通常、テーブルAとテーブルBの主キーフィールドに関連付けられた2つの外部キーフィールドを含みます)。
- データベースを開き、「データソース」メニューの「リレーション]を選択します。
- リレーションウィンドウで、リレーションを作成する3つのテーブル(テーブルA、テーブルB、関連テーブル)を選択します。
- 中間テーブルの外部キーフィールドを、テーブルAとテーブルBの対応するフィールドにドラッグ&ドロップする。
- 関連タイプが「1対多」であることを確認し、「作成」をクリックします。
関連付けを作成すると、クエリやフォームなどで関連付けを利用してデータの照会、挿入、更新ができます。