Android BLE Bluetooth開発フロー

Android BLE Bluetooth開発フローは次の手順で構成されています。

  1. BLEがサポートされているかどうかを知るには、BluetoothAdapterクラスのgetDefaultAdapter()メソッドを用いてBluetoothAdapterオブジェクトを取得し、isMultipleAdvertisementSupported()メソッドでBLEがサポートされているのか確認すればよい。
  2. ユーザー権限の要求:AndroidManifest.xmlファイルにBLUETOOTH、BLUETOOTH_ADMINのパーミッションを追加し、実行時にユーザーの権限を要求します。
  3. BluetoothAdapterオブジェクトのenable()メソッドを利用してBluetoothをオンにする。
  4. BLEデバイスをスキャンする:BluetoothAdapterオブジェクトのstartLeScan()メソッドを使用して周辺のBLEデバイスをスキャンし、BluetoothAdapter.LeScanCallbackを使用してスキャン結果をリッスンします。
  5. BLEデバイスに接続:BluetoothDeviceオブジェクトのconnectGatt()メソッドを介して、BLEデバイスに接続し、BluetoothGattCallbackを使用して接続状態およびデータ交換を監視します。
  6. BluetoothGattCallbackのonConnectionStateChange()メソッドで接続が確立されると、BluetoothGattオブジェクトのdiscoverServices()メソッドを使用してBLEデバイスのサービスと特性を発見します。
  7. BLEデバイスのキャラクタリスティックの読み書き:BluetoothGattオブジェクトのreadCharacteristic()およびwriteCharacteristic()メソッドを使用してBLEデバイスのキャラクタリスティックを読み書きします。
  8. BLEデバイス通知のリスニング:BluetoothGattオブジェクトのsetCharacteristicNotification()メソッドを介してBLEデバイス通知をリスニングし、受信通知データの処理にBluetoothGattCallbackのonCharacteristicChanged()メソッドを実装します。
  9. 接続の解除:BluetoothGattオブジェクトのdisconnect()メソッドを使用してBLEデバイスとの接続を解除します。
  10. Bluetoothをオフにする:BluetoothAdapterオブジェクトのdisable()メソッドを使用してBluetoothをオフにします。

以上の内容はAndroidBLE(Bluetooth Low Energy)開発の基礎的な流れですので、実際に開発する際は必要に応じて内容が変わる可能性があります。

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