ファイルを保存せずに誤って閉じてしまったときの対処法

もしWordが誤って閉じられ、ファイルを保存していない場合は、いくつかの方法でファイルの復元を試すことができます。

1. 自動復元機能を確認する：Word を再起動すると、作業途中のファイルを列挙した「自動復元」ウィンドウが表示されます。復元するファイルを選択して「復元」ボタンをクリックします。
2. テンポラリファイルを検索: エクスプローラの検索欄に「*.tmp」と入力し、Enterキーを押します。すると、.tmpで終わる全てのファイルが表示されます。保存されていないファイルの内容を含むファイルを探してみてください。
3. Wordの「前回のセッションの復元」機能を使うには、Wordを開いて「ファイル」タブをクリックし、「前回のセッションの復元」を選択します。これにより、最近閉じたファイルのリストが開かれるので、そこにある保存されていないファイルを選択して開くことができます。
4. ごみ箱を確認する：コンピューターのごみ箱をチェックして、Wordファイルをゴミ箱に移動する習慣がある場合は、保存されていないファイルを見つけて復元できます。
5. サードパーティー製の復元ソフトを使用する：上記の方法でもファイルを取り戻すことができない場合は、RecuvaやEaseUS Data Recovery Wizardなどの、失われたファイルの復元に特化したサードパーティー製ソフトウェアを使用してみてください。

重要なヒント：予期せぬ終了の後すぐに措置を取ると、回復成功の可能性が高まります。ファイルを保存せずに長時間 Word の作業を続けず、「保存」機能を定期的に使用してデータの損失を防ぎましょう。